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最新記事【2009年02月17日】

さて、件の破産法。この法律はとっても新しいものなのですね。法令番号は「平成16年6月2日法律第75号」とされています。ん~、まさに時流に沿って作られたものなのですね。因みに関連するモノを紹介しておくと、「民事再生法」は、「平成11年12月22日法律第225号」。それから「会社更生法」は、「平成14年12月13日法律第154号」となります。

…と思いきや破産法の「制定」自体は、とっても昔のことです。まぁそらそうでしょうねぇ、ないワケないか。制定は大正11年のこと、ただし、戦後昭和27年に「免責」に関する改正を一度だけ施しただけで、21世紀に至っていたとのことです。国会で改正破産法が成立したのは平成16年5月25日、施行は平成17年1月1日でした。なお、最終改正は、「平成18年6月2日法律第50号」となっています。近年の改正は、上に挙げた「会社更生法」や「民事再生法」との兼ね合いを調整するためのモノといえましょう。

…で、平成の改正破産法では何が変わったのかということについてですが、もう紙面がございませんので、記事を改めましょう。

改正破産法の要点を整理しましょう。何より、時代に即した内容にしようというのが第一ですね。不況の折、「会社更生法」や「民事再生法」は先に整備されていましたし、新破産法を求める声はこれらの動きとも連動していたワケです。

改正破産法の要点について、もう一つ重要な事柄を挙げておくと…何かと目にしてきたフレーズですが…手続きの「簡素化・合理化・迅速化」を図るというところにありましょう。もちろん、旧破産法と同様、「債務者の再出発」を重視したうえでのことですので、ご心配なく。先に紹介した東京地裁の「少額管財事件」に倣って、「簡易配当手続」が導入されているのは、最たる例ですね。それから、新しい破産法では…これも最初の方で申し上げました…個人の「ハサン」にあたっては、申し立て者が免責拒否を予め提示しない限り、破産手続開始の申し立ては、免責の申し立てとセットと見做されるというのも同様でしょう。

細かいところをみていくと、法律上の専門知識がないと判読できない文章が沢山あったので。。。一点だけ紹介しておくと…以前にも触れてはいますが…改正破産法において、「破産宣告」は「破産手続開始決定」という呼び方にとって代わられました。これは、「ハサン」に対するネガティブなイメージを払拭しようとする狙いもあったのではないかと考えられます。この新破産法を根拠に、「ハサン」を考える人はまだまだこれからも沢山いらっしゃることでしょう。くれぐれも債務者と債権者双方の利害が守られますように。

もちろん自己破産はしないに越したことはないですが、偏見や軽蔑の眼差しで「ハサン」を捉えてはいけないと思います。頑張っている人が、不況ゆえ仕方なく、経済活動上の選択肢の一つとして自己破産を選んだのなら、なおさらです。また、浪費やギャンブルから自己破産に至った人も、「反省」と「更生の可能性」が免責事由となりますので、非難され責められることはあっても不要な差別に遭うことは許されません。

かといって、もちろん債務者だけでなく債権者の利益も保護されなければなりません。ともすれば、同じように「ハサン」する債権者も沢山なのですから。筆者の近所では、町工場をやっていた家族がいまして…不況の折、地縁で色々と借金を重ね、最終的には免責に至ったのですが、新車を乗り回したり以前より良い暮らしをしていて、近所から睨まれている…そんなことも現実世界ではあります。破産法第一条が謳っているように、「債務者の財産等の適正かつ公平な清算を図るとともに、債務者について経済生活の再生の機会の確保」することが実、態レヴェルにおいて、きちんと反映されることを願うばかりです。

自己破産手続きの方法と破産後の生活

破産の情報を色々と調べてみようというのが、今回のテーマです。え、筆者の自己破産で情報収集するのかって?う~ん、どうでしょう!? 自己破綻はよくしてますが。。。 …で、なんで破産情報を収集してみようかと思ったかについてですが…クレジット決済など信用払いは、昔は世間的にも多少後ろめたい意味合いもあったような気もしますが、今や積極的に助長されている世の中でもあります。それだけに、老若男女問わず、金融上「信用」されている人は、ドカ~ンと債務を抱える可能性と常に背中合わせであることを忘れてはいません。加えて、総合的には長期の不景気。ハサンを真剣に考える人は急増中です。 ここで――「ハサン」にはネガティブなイメージが付き纏いますが――社会の歪みが悪魔の如く、力を蓄え、世に現れ、我々の財産を脅かし始めたとも考えられましょう。まさに、戦後社会の暗黒面。(もちろん、ハサンのタイプによって一概には言えませんがね。)そうなれば、「ハサン」に至る人々は、もっとコトバを換えて、積極的にお上の保護を取り付けてよいのかもしれません。そういったことを考えたく、色々と破産の情報を集めておこうと思い立ったワケです。 破産の情報をみていくうえでは、自己破産の情報を中心にお話を進める予定です。もちろん、個人だけでなく企業のケースについてもみていければと思います。全体の流れとしては、法律的用語や「破産法」の整理だとか、手続方法について、できれば実態もふまえて破産情報を収集して参ります。一方、「民事再生」については今回は扱い切れないことを予めお断りしておきます。