自己破産者の立場
ただし、自己破産者は金融・信用機関の「ブラックリスト」に、5~7年(だったかと)の間記載されますので、クレジットカード・ローンの契約・利用ができなくなったりします。また、会社でも、給与が差し押さえという形になると必然的に、給与支払者には自己破産者が特定されますので、職場内の人間社会によって、水面下で不要な処遇を受けることもありえます。公務に就く者についても同じです。その他にも住所移転・長期旅行・郵便物開封(管財人へ)等々に関して、自己破産者は制限が課せられます。
このように、ハサンにはメリット・デメリットが背中合わせになっていますが、自己破産者も社会生活を営む基本的な権利を行使・享受できるということができます。といっても、あくまで法律上の問題…ご近所に知られてしまって、不要な軽蔑に甘んじなければならないということは現実にあるケースですね。この部分の改善は、「ハサン」の法的整備でなく社会的認知の問題になってくるので、ここでは扱い切れない問題ですね。いずれにせよ、止むを得ない状況から借金で心身ともに疲弊した挙句、自己破産者が社会的差別にまで遭うというのはとても悲しいコト、あってはならないコトです。